サンゴに落書き

バリ島でダイビングガイドをしている

知り合いから聞いた話を紹介します。


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先日、サヌールのポイントに潜っていると、

サンゴに大きく落書きされていて、

名前と日付が書いてあった。

日付は今日になっていた。


「そういえば、さっき某ショップがいたな」と

ビーチに帰ってきてから、

そのショップのスタッフに話を聞いたら、

その某ショップのローカルスタッフと

日本人のお客さん2名が書いたとの事。


直接その人たちに話をしたら、

下を向いたまま、とにかく黙秘。


その内、

そこの日本人スタッフが逆切れ・・・

周りのスタッフも

「直接本人を責めるな」と・・・

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これを読んで、皆さんはどう思いますか?

「せっかくのバリ島ダイビングで、

 海に記念を残して何が悪い!」 と思う方、

いらっしゃいますか?


「ローカルガイドに乗せられて、つい・・・」

みたいなところもあるかもしれませんが、

少し考えて頂きたいと思います。


『何故、そこに痛みを感じてくれないのか?』


この件を、もっと大きく取り上げれば、

公共事業の大義名分の自然破壊などに

発展する話題でしょう。


今、この件に関する事で言えば、

私達ダイバーのモラルが

問われるのではないでしょうか?


この話はバリ島だけに留まりません。

沖縄のアザミサンゴの記事捏造事件 も、

忘れてはならない事件でしょう。

各世界遺産への落書き、

そして今回の件。


私達人間のモラルの低さが窺えてなりません。


今回、この事態を直接本人に指摘した

この知り合いの勇気は、

私は賞賛すべき事だと思います。


海中の自然を壊すのもダイバーなら、

守るのもダイバーだと思っています。


皆さんなら、どう考えますか?

どう行動しますか?


私は、私のできる事をやろうと思います。

 情報提供:バリ島ダイビングサービス jellyfish divers village
        バリ島シュノーケリングガイドサービス Jack Knife BALI


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