単体では弱い魚は、同じ魚同士で群れを作ります。
そうすることで、自らを大きく見せ、
外敵から身を守ると言われています。
いわゆる一つの“スイミー”のお話ですね。
もちろんこれも理由の一つと考えられていますが、
他にも、こんな説があります。
・回遊性や移動範囲の広い魚の場合、
個々バラバラの状態では、広大な海では
生殖のためのめぐり合いも難しくなってしまう。
・他者が食われているうちに自分が逃げられる
可能性があるため。
・群は、単体よりも移動速度が速い。
(一匹では水流の流れを全面的に受け止める
必要があるが、群では群全体で水流を受け止め、
大きい流れを生み出す。)
・群れることで外敵圧力に対するストレスが弱まり、
免疫細胞が活性化すること。
・群れることでウィルスや病原菌が群全体に繁殖する。
これは適応上不利だと感じるが、
早期に多様なウィルスに感染することは、
それだけ抗体製作も早くなり、
群全体では適応力が上昇する。
どれが正しい説か、まだ解明されていません。
バリ島で“群れ”と聞くと、
やはりトランベンのギンガメアジの群れですね。
是非、今度、じっくり観察しに行きましょう!
情報提供:バリ島ダイビングサービス jellyfish divers village
バリ島シュノーケリングガイドサービス Jack Knife BALI
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